ターゲット層のニーズを把握・加味した上で、ブランドらしいスタイルの商品提案をする職業だと考えます。デザイナーは直接お客様と接する事ができないからこそ、商品を通じてお客様の生活を少しでも豊かに、楽しくするお手伝いができるのが理想です。
新卒から2年半は、販売員として店舗で働いていたので、直接お客様と接することで、お客様のニーズに気づけたり、代官山や新宿や渋谷などそれぞれの店舗の客層によっても、ニーズはかなり異なることがわかりました。販売員としての経験が今とても活かされていると感じているので、現在はデザイナーとして本社で勤務していますが、月に何度か店頭に立たせていただく希望をだして、直接お客様のニーズを掴むよう努力しています。デザイナーの業務はもちろん第一優先なのですが、それではアウトプットばかりでインプットする時間がないので、できる限り今後も続けていきたいと思っています。
私の頭の中でしか思い描いていなかった服が、商品として出来上がった時です。その背景にはパタンナーや生産、工場さんなど多くの人が関わっています。多くの人と作り上げた商品を通じて、お客様が笑顔になってくださった時にデザイナーとしてやりがいを感じます。
まず、企業デザイナーという職業はデザイナーズブランドとは異なり、異なる点が多々あります。一番はお客様との距離だと思っていて、企業デザイナーはお客様との距離が近い為、ニーズや目線を常に意識することが大切だと感じています。必需品はスマホです。アイデアは日頃からふとしたときにひらめくので、すぐメモを取るようにしています
風通しの良い職場環境です。本社異動になってから1年と少しで最年少者ですが、疑問や意見を言える環境は働きやすいと思います。私も新たなプロジェクトに関わっており、責任感ももちろんありますが会社の一員としてやりがいを感じることが多いです。
私事ですが、販売員として2年半の間店頭に立った経験は強みだと思っているので、その経験を忘れず、担当ブランドを一人でも多くの方に愛して頂けるよう育てていくことが目標です。また私はデザイナーとしてまだまだ勉強することが多いので、一日一日を大切に成長していきたいと思っています。